2026/01/05

ゲームお披露目本への寄稿アナウンス

 Googleアラートが拾ってくれた情報です。ソースは「doope!」というサイトで、「国内外のゲームの情報」を掲載なさっているそうです。

▶息吹のテッド・チャンやセダスの父David Gaider氏を含む「Summer Eternal Anthology Volume One」の超豪華な寄稿者がアナウンス、“Summer Eternal”のデビュー作に関する幾つかの情報も

ゲームをまったくやらない自分には出てくる固有名詞がことごとく意味不明なのですが(一瞬「外国語記事をブラウザが勝手に機械翻訳したページ」を見ているのかと思ったくらい。ゴメンナサイ☆(^^;))、とにかく今年の夏に刊行される本の寄稿者5名のうちの1人としてテッド・チャン氏がアナウンスされ、本自体が「ビデオゲームの発表を書籍で行うという異例の(中略)取り組み」とのこと。

たしかチャン氏はビデオゲームはなさるんですよね。(昔知って意外に思った覚えが)でも寄稿の内容はゲームについてではなさそうです。下は発行元さんのツイート(あ、Xか)。なんとヤニス・バルファキス氏と並んでいる!きゃー!(?) 



…バルファキス氏、たしか今の状況を「▶テクノ封建制」と喝破した方ですよね?(『報道1930』で紹介された時の動画を個人ブログのほうでご紹介しています。(▶牛乃の日記(2025/08/20)「AIはプログラム/AIはゴミかも[気になるニュース・リンク記録]」)2つ目が「テクノ封建制」のお話です)チャン氏がよくおっしゃる「怖いのはAIではなく資本主義の暴走のほう」(大意)という主張と響き合います。

5人のうち自分にわかるのはチャン氏とバルファキス氏だけなんですが、このお二人から想像するだけでも本のコンセプトがすんごく興味深い! …でもそれでゲームのお披露目本てどゆこと???…ということで、最初の記事から引用させていただきます。

Summer Eternalの報告によると、今回の5人はアンソロジー本の前半を占めるパート“文化的記録”の寄稿者で、この前半パートは(近年の破綻した)ビデオゲーム業界におけるツァイトガイスト(時代精神)との対話をテーマに、労働組織化に絡む政治や大量解雇から回復するための経済学、AIがもたらす創造性の危機といったトピックについて、現在の壊れたビデオゲーム業界を修復するために先駆者の知性から洞察を得るべく広汎な専門家に助けを求めたとのこと。


…だそうです。「アンソロジー本」自体の詳細は同サイトの過去記事にありました。

▶ディスコ エリジウムの誕生に深く関わったArgo Tuulik氏率いるアート集団/RPGスタジオ「Summer Eternal」がデビュー作をお披露目する豪華な書籍を発表、出荷は2026年夏

この記事によると……

デビュー作を独占的にお披露目する「Summer Eternal Anthology Volume One」は、文化的なジャーナル、開発日誌、スタジオの未来を示す地図、そして“Summer Eternal”設立初年の記録でもあるアンソロジーで、クリエイターと開発者、アーティスト、ミュージシャンにより構成される小規模なチームによって制作・構成された150ページの書籍とレコードからなるアナログ媒体。

…だそうです。アナログレコード(?)がバンドルされてるのもトンガッテて面白いなあ。上記ページに掲載されてるイラスト類だけでもすごく意欲的というか、先鋭的(同時にノスタルジック)というか、オシャレというか……。熱心なファンがいるクリエイターさんなんでしょうね。熱量を感じます。

「アート集団」というので、なんか「ゲーム制作会社」という言葉から自分が受けるイメージと違います。(ふと、ルネサンス期の美術の工房とか連想してしまいました……もちろんゲームは貴族や富豪ではなく大衆が買うという違いはありますが。今の時代で「商業的な芸術家の工房」のひとつ、と考えたら当てはまらないこともないかも?)

予約受付中とのことですが(https://summereternal.com/anthology ビジュアルめっちゃかっこいいんですけど……!)、アマゾンでは情報は見つけられませんでした。直販だけなのか、販売が近づいたら外部サイトにも出てくるのか……チャン氏の寄稿内容にはすごく興味がありますが、お値段を見るとちょっと手を出しにくいです。なにより他の部分で自分にアクセスできる点がないのでなー。うーん…(^^;)。

とにかく「こういう世界もあるのねえ…」という感じです。「紙の本」が持つ価値も変わってきたかもしれないなぁ……とか思ったり。(「紙の本とアナログレコード」のセットって、若い人にとっては自分以上の世代が感じるのとは違う付加価値があるはず)

チャン氏のおかげで面白いものを見せていただきました。